Qトーク: 文化人のプロポーズ・恋愛・求婚感

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玄・ベルトー・進来さん [vol.2]灯りが、求愛の正否を決める!?

近代建築の父・ル・コルビュジェのアトリエに学んだ建築家・進来廉を父親に、フランス人の母親は絵、グラフィック分野でアーティストとして活動していたというクリエイティブな家系に生まれた、玄・ベルトー・進来さん。ご自身も建築家としてのフィールドを越えて幅広い活動をされています。日仏2つの視点から繰り出される豊富な話題は建築論をはじめ、日仏恋愛談義、結婚観、フランス流プロポーズの定義など、まさにボーダーレス。ユニークな話題満載のフレンチトーク、ご期待ください。
玄・ベルトー・進来さんのプロフィール

写真:工藤睦子/文:高梨哲

間接照明で、少子化対策

橋本
夜、道を歩いていて、ぱっと建物を見上げた時に、蛍光灯で明るく照らされた部屋が並んでいたりすると、何か生活感むき出しですよね。日本の夜景って、街灯の色自体も欧米と違うので、どこか雰囲気が違う。
店舗の中の照度も違いますからね。
橋本
確かに明るい店が多いですね。蛍光灯がずらっと並んでいるコンビニなんて、その最たるもの。
光の性質によって、空間に身を置いた時の居心地の良さが変わるし、街の風景だって、伝わってくるぬくもりが違います。どっちがいい・悪いではないですが、住空間に関していえば、それほど明るくなくてもいいんじゃないかと思います。
橋本
少子化対策にもいいかも(笑)。みんな、もっと暗くしようよ。
日本も最近は、光に対して神経を注ぐようになったし、少しずつ変わってきていると思いますよ。

玄・ベルトー・進来(ゲン・ベルトー・スズキ)さん プロフィール

1956年パリ生まれ。1980年、ベルギー・サンリュック大学建築学科卒。ビロー フェルニエ建築事務所勤務を経て、1984年東京大学大学院工学系修士課程修了。1984年磯崎新アトリエ勤務を経て、独立。1990年、(株)玄・ベルトー・進来設立、東京理科大学、日本大学、女子美術大学、慶應義塾大学、等の非常勤講師を歴任。各種建築をはじめ、インテリアデザイン、ショールームデザイン、家具、クラフト、グラフィックデザイン、イラスト、絵本など、幅広い分野で活動を展開している。

(株式会社玄・ベルトー・進来  http://www.guenbs.com

玄・ベルトー・進来さんのQアイテム
書籍「第二の性」<1>事実と神話 ボーヴォワール
書籍「第二の性」<2>体験(上) ボーヴォワール
書籍「第二の性」<3>体験(下) ボーヴォワール
中学時代、仏語の原文で読み、世の中の見方が少し変わった。フェミニストのバイブル的な役割も担った本だが、平等な関係なくして、刺激的な恋愛関係は生まれないと思う。
CD「Love to Love me Baby」Donna Summer
高校/大学時代は、70年代のディスコブーム。これほどエロっぽい曲はないと思うけど、チークでは踊れないので、専ら口説き用として利用。
CD「All-Time Greatest Hits」Barry White
口説きの返事はチークタイムに。その曲の一つが、Barry White。勿論、自分で選曲するわけもなく、DJ任せではあるが。
映画「Cyrano de BERGERAC(シラノ・ド・ベルジュラック)」1990年
監督:ジャン・ポール・ラプノー/主演:ジェラール・ドパルデュー
フレンチスクールの授業で取り上げられる戯曲を映画化したもの。いわゆる口説きがテーマ(小学生時代から学ばなければならない重要テーマとの認識がフランスの義務教育にあるがゆえか?)
RISONAREで記憶に残るプロポーズ