Qトーク

長江一弥さん 仕事も恋愛も仕込みが大切

Qトーク第4回目は、食器デザイナーとして商品企画や、プロデューサーとしてブランド開発など多面的に活躍、世界に向けた新しい食器ブランド「NAGAE」を東京ミッドタウン(六本木)に誕生し、元モデル・女優の北浦共笑さんと結婚された長江一弥さんをお迎えしました。わずか3%の可能性を信じて猛アタックされた貴重な求婚話を語って頂きました。求婚読者必見のトーク、どうぞお楽しみください。
長江一弥さんのプロフィールはこちら

文:鈴木志歩

こだわりの恋愛観

橋本
プロポーズにプロポーズディナーというものはつきもの。
食にも密接に関係するものをクリエイトしているという、器の作り手からみてプロポーズのディーナーというのはどんな想いですか?
長江
これは結構、かたっちゃいますよ。いまのかみさんの恋愛の話にも関係するので。
橋本
器作る人っていうのは上に何が乗るかとかイメージして作りますよね?恋愛においても最初に何かをイメージしたりしますか?
長江
恋愛には相当こだわりありますね。そうとうこだわりがあると、1つ1つの事柄とかをイメージして結構用意周到にしていきながらせめていく感じです。
橋本
用意周到ですね。段取り8分みたいな?
長江
そうですね。もうそこは、へんな言い方ですけど物作り=こだわりみたいな。
橋本
つながりますね~
長江
普通よりはそうとうこだわっていると思いますよ。恋愛に関しても、結婚後に奥さんに対してどういう付き合い方をするかとかね。日々「なあなあ」にならように、いつもちょっと刺激があるようにって。

ディナーのお店は必ず下見。

橋本
やっぱりそんなこだわりって大事ですよね。じゃあ、具体的なこだわりどころは?約束の取り方なんてどうですか?
長江
僕はやっぱり飲食店に自分の器が入っていたりするので、結構武器になったりするんです。そこで料理が乗っているのにも関わらず、皿の話なんかして・・・。でも普通そうじゃないですか。で、そこに自分のデザインした器がひょいと出たりすると女性は「え?」って感じになるわけですよ。
橋本
皿落としみたいな(笑)。確かに。NAGAEのお皿はそこら中のお店に入っていますからね。たまたま家族飲みをしているときに、僕がブッキングしたレストランでNAGAEを使用してて周りが「おー!」ってなるパターンですよね。その日だけたまたま使ってくれ!って入れてるワケじゃないし(笑)。
長江
そうですね、そこのシェフや、サービスの人と普通に口をきけて自然にその場に入り込めると、結構女の子って「あれ?」みたいになるじゃないですか。
橋本
それは強みかも。
長江
男の子とかも、どこにこの女の子つれていこうかな~って悩んで、全然知らないお店に電話して行くよりは、知っているお店の方が断然余裕ですよね。
橋本
そうするとアドバイスは、得意な店を作っとけとかバイトしとけぐらいの(笑)
長江
本当そうですよ。仕込みはかなり大事ですよね。僕はもし今の仕事じゃ無かったとしたら、絶対に下見に行きます。下見に行って、そこのマネージャーとかと知り合いになっておかないと。ここの部分の仕掛けは絶対必要ですよ。

実際のプロポーズは?

橋本
プロポーズに関しての仕込みはどんな感じですか?
長江
僕は洞爺湖のウィンザーホテルでしました。そこに皿を入れているのですが、あんまり遠いとお店の人に合わずに商品だけ送っているんですね。そこはまさにそういう所で、向こうの人を誰も知らなかったんです。でもお皿を入れているとか関係なく、向こうにとりあえず電話をしました。マネージャーに仕込みの相談の為に。こーゆう段取りでご飯食べて、ここでバーにいきますから、指輪をこーやってこのタイミングでもってきてと伝えておいたんです。
橋本
見事ですね。タイミングも重要ですしね、その前準備があるとないとじゃかなり違いますからね。
長江
でもそしたら、本番で耐えきれなくなって酔っぱらっちゃって。(笑)そしたらなんかタイミング悪く指輪を持ってきて・・・。このタイミングじゃないでしょ〜って。最終的にはあんまりイイ雰囲気じゃなかったんだけど、バッチり仕込みはしました!
橋本
ダメダメだったけど、仕込みは完璧にしたんですね。(笑)
長江
最初に花屋に、次にバーに、そして最後にレストランに電話して、この三つのトライアングルでね。で、このタイミングで花持ってきて、このタイミングに指輪持ってきてって。指輪も最初に向こうに送っておいて。
橋本
すばらしい!花屋、バー、レストラン、そのトライアングルが大事ですね。酔っぱらって、最終的には通じました?
長江
やっぱりその頑張りっていうのは相手に通じるじゃないですか。すごい通じますよ。
橋本
そうですよね。飛行機でそこまで行って、その段取りも地道にね。
長江
僕盛り上がってて、千歳空港から札幌行きの電車に乗っちゃって。札幌近くで気がついたんですよ。あれ!違うじゃんじゃんって!洞爺湖は逆だから。
橋本
逆だし(笑)。そこはどうやってフォローしたの?
長江
そこもまたイイじゃないですか。そこら辺はもう大笑いになって、話題になったりして、2人で「逆来ちゃったね~!」なんていったり。ひとつひとつが楽しくってしょうがなくって。
橋本
またその頃って楽しい時期だからね。今だったら、ちょっとね~って。
長江
そうとうブーイングでしょうね(笑)。
橋本
まあ、そうやって仕込むのが大事だと。
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