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湯山玲子さん [vol.1]草食男子と肉食女子の溝は深し

Qトーク記念すべき第1回目のゲストは、クリエイティブ・ディレクターの湯山玲子さん。昨年末に『女装する女』(新潮新書)を出版して以来、“婚活”“肉食女子”といった時代を象徴する現象に対して独自の見解を述べている湯山女史は、“プロポーズとは、けじめではなくプレイであれ!”と断言します。いかにしてその結論に至ったのか……。QCONオープンを飾るのに相応しい、求婚志願者の強力な助け舟となるトークセッションをお楽しみください。
湯山玲子さんのプロフィールはこちら

写真:工藤睦子/文:村松亮(HOU71)

狩りをやめた草食男子の実態

橋本
確かに今、男性は本来あるべき男の役割をすっかり放棄しつつあるかもしれませんね。異性をハンティングするどころか、穏やかな日だまりで牧草を食べてばかりだったり。
湯山
いわゆる、草食男子ですね。嘆かわしいこと、そう世間的には言われていますが、その反面、マッチョではないというわけですから、女の子はそんなに嫌だとは思っていないハズです。むしろ、同じ仲間のように思っている。小学生時分のクラスメイトのようにね。
橋本
いやいや、悲しいけれどそうなんでしょうね。彼らの生態とは、非常に自己防衛本能が強く、押されれば引き、不意をつかれることを嫌う。ですから女性から彼らをハンティングしようものなら、相当なテクと忍耐力がないといけません。追いつめるな、忍び寄れ、彼に責任をとらせるな、の3拍子は必須事項だと思います。
湯山
恋愛で傷つくよりもひとりで趣味に邁進している方がラク。恋人といるより、男友達と群れていた方が楽しい、というのが草食男子の基本精神です。女性はプライドを捨て、もはや母性でもロリータでもすべてのテクとサービス精神を持って彼らにアプローチをしかけなければ、もはやデートにすらこじつけない。
橋本
結局のところ、ちょい悪オヤジ以降がんばってきた日本男児総ラテン化計画の候補者たちは、草食男子という言葉に一切反発ができなかった。一斉にその舞台から降りてしまい、「実はオレも草食系だったんだよね」とひと安心しているんじゃないのかな。
湯山
私から言わせれば、日本男児ラテン化なんて、夢のまた夢。高度成長期とバブルの高波で船酔いした時の勘違いの悪夢だったんじゃないか、と(笑)。
RISONAREで記憶に残るプロポーズ