Qトーク記念すべき第1回目のゲストは、クリエイティブ・ディレクターの湯山玲子さん。昨年末に『女装する女』(新潮新書)を出版して以来、“婚活”“肉食女子”といった時代を象徴する現象に対して独自の見解を述べている湯山女史は、“プロポーズとは、けじめではなくプレイであれ!”と断言します。いかにしてその結論に至ったのか……。QCONオープンを飾るのに相応しい、求婚志願者の強力な助け舟となるトークセッションをお楽しみください。
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写真:工藤睦子/文:村松亮(HOU71)
プロポーズをプレイ化せよ!
- 橋本
- さて、プロポーズ・デイが正式に申請される日を待っているばかりでは、この絶好の機会を逃してしまいます。どうすることで、世の男性たちはプロポーズを実行できるようになるのでしょうか?
- 湯山
- けじめとしてのプロポーズである必要は全くなくて、ある種の“プレイ”をすればいいんじゃない? 人生での盛り上がりアイテムとして、プロポーズを重要視すればいい。これは必ず墓場まで持っていける、思い出作りになる、という。
- 橋本
- そうですね、プロポーズのプレイ化というのは、最も正しいプロポーズの考え方だと言えます。プロポーズという儀式に乗っかり、ついでに男として一段グレードアップする。“ここまで頑張った俺自身に酔えちゃう”、そんなナルティシズムをくすぐる物語がプロポーズには隠されています。
- 湯山
- 女性化した男性たちにとっては、プロポーズに際して、逆に男ぶりをまとう、いわば男装化する行為はたまらなく楽しい、のだと言える。結婚式前の新婦の姿さながら、シャツをオーダーし、初めてのネイルやエステにも通う。今の男子ならそのぐらい平気でこなすと思いますよ。
- 橋本
- たしかにプロポーズ前のグルーミングには、草食男子のフェミ度を盛り上げてくれる要素がだいぶ詰まっています。
湯山玲子(ユヤマレイコ)さん プロフィール
編集技術を軸とした、クリエイティブ・ディレクション、プロデュースなどを行う。著作に『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)、『女装する女』(新潮社)。今年4月に『女ひとり寿司』の文庫版が幻冬舎より出版。まもなく、坂本龍一との連載対談が、ウェブサイトcommmonsにてスタートする。9月22日には、プロデュースを手掛ける野宮真貴リサイタルvol.3「Beautiful People」が恵比寿ザ・ガーデンホールで開催。
日大藝術学部文芸学科非常勤講師。有限会社ホウ代表取締役。
湯山玲子さんのQアイテム
- 『女装する女』(新潮新書) 著:湯山玲子
- 今、リアルな女の実態を知るための必読の書。女を装う女たち"女装する女"をはじめ、現代女性を消費の面から10のキーワードで読み解く。
- CD『Ain't No Mountain High Enough』ダイアナ・ロス
- 『天使にラブソングを 2』のエンディング曲。ドラマチック&ロマンチックの大山脈として不動のラブソングと言えます。
- 映画『月の輝く夜に』
- ダメ男のプロポーズを描いたラブ・コメディ。珠玉のセリフと劇中のシチュエーションは、草食男子向けには最高の教材か。
二人が訪れたお店
- 無国籍レストラン「django(ジャンゴ)」
- 〒107-0052 東京都港区赤坂6-17-7 ヴィラ湯澤1F
- TEL:03-5573-2664
- 営業時間:11:30~16:00(L.O.15:00)、18:00~24:00(L.O.22:30)
- 定休日:日・祝
![[写真]無国籍レストラン「django(ジャンゴ)」にて](images/restaurant.jpg)
湯山玲子さんのQトーク 記事一覧
- [vol.1] 草食男子と肉食女子の溝は深し[2009/08/07]
- [vol.2] 千載一遇のプロポーズ・イヤー到来[2009/08/14]
- [vol.3] 草食男子へ送るプロポーズ指南[2009/08/21]
- [vol.4] 肉食女子からの逆プロポーズを提案[2009/08/28]









![湯山玲子さん [vol.2]千載一遇のプロポーズ・イヤー到来](images/ttl_vol2.jpg)
