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湯山玲子さん [vol.3]草食男子へ送るプロポーズ指南

Qトーク記念すべき第1回目のゲストは、クリエイティブ・ディレクターの湯山玲子さん。昨年末に『女装する女』(新潮新書)を出版して以来、“婚活”“肉食女子”といった時代を象徴する現象に対して独自の見解を述べている湯山女史は、“プロポーズとは、けじめではなくプレイであれ!”と断言します。いかにしてその結論に至ったのか……。QCONオープンを飾るのに相応しい、求婚志願者の強力な助け舟となるトークセッションをお楽しみください。
湯山玲子さんのプロフィールはこちら

写真:工藤睦子/文:村松亮(HOU71)

最終兵器、ワンクリック・プロポーズ

橋本
それでも草食系の男性諸君がプロポーズに踏み切れなかったら、最終手段としてあるサービスをはじめようと考えています。
湯山
草食男子を相手にする今のウェディング業界の苦労は計り知れませんね。
橋本
ズバリ、ワンクリック・プロボーズ。サイト上で女性のタイプ別に様々なプロポーズ・セットを閲覧できて、ワンクリックで一式が揃ってしまう。自宅で注文をかければ、直接彼女の自宅へ届けられる。しかもこの自宅で、そして第三者と一切接することなく、ひとりでプロポーズの準備行為を完結してしまえるところが肝なんです。
湯山
ホントですか? 一見、世も末な感じだけれど、女性が好むプロポーズのアイテムなんぞ研究するのがバカらしい、と思う男心もわからないではない。こういったサービスが立ち入る余地はあると思いますね。草食系の彼らは恋愛の切ったはったの場数は踏んでいないので、女心マーケティングはもってのほか。分かりやすい筋道を立ててあげることが大事だと思います。

湯山玲子(ユヤマレイコ)さん プロフィール

編集技術を軸とした、クリエイティブ・ディレクション、プロデュースなどを行う。著作に『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)、『女装する女』(新潮社)。今年4月に『女ひとり寿司』の文庫版が幻冬舎より出版。まもなく、坂本龍一との連載対談が、ウェブサイトcommmonsにてスタートする。9月22日には、プロデュースを手掛ける野宮真貴リサイタルvol.3「Beautiful People」が恵比寿ザ・ガーデンホールで開催。
日大藝術学部文芸学科非常勤講師。有限会社ホウ代表取締役。

湯山玲子さんのQアイテム
『女装する女』(新潮新書) 著:湯山玲子
今、リアルな女の実態を知るための必読の書。女を装う女たち"女装する女"をはじめ、現代女性を消費の面から10のキーワードで読み解く。
CD『Ain't No Mountain High Enough』ダイアナ・ロス
『天使にラブソングを 2』のエンディング曲。ドラマチック&ロマンチックの大山脈として不動のラブソングと言えます。
映画『月の輝く夜に』
ダメ男のプロポーズを描いたラブ・コメディ。珠玉のセリフと劇中のシチュエーションは、草食男子向けには最高の教材か。
二人が訪れたお店
無国籍レストラン「django(ジャンゴ)」
〒107-0052 東京都港区赤坂6-17-7 ヴィラ湯澤1F
TEL:03-5573-2664
営業時間:11:30~16:00(L.O.15:00)、18:00~24:00(L.O.22:30)
定休日:日・祝
[写真]無国籍レストラン「django(ジャンゴ)」にて
RISONAREで記憶に残るプロポーズ